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吉沢明歩 — 16年1,000本超、レジェンドの正統派キャリア

2003年にAlice JapanとMax-Aでデビューし、2007年からMAXINGとS1。出演本数は1,000本超、16年のAVキャリアは2019年3月に終わりました。引退後は小説『単体女優』を刊行し、自伝を出版したキャリアを整理しました。

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吉沢明歩は、この業界の「レジェンド」という言葉が実際に使われてきた数少ない名前です。16年間、1,000本超、しかも最初から最後まで専属のまま。 そして引退後に、自分自身の16年を書いた小説を出版しました。記録と、その記録を語る態度の両方が揃っているキャリアです。

キャリアを主役にした記録です。作品は、そのキャリアを構成する事実として扱います。

吉沢明歩。2017年、韓国でのファンミーティングにて

吉沢明歩(2017年、韓国でのファンミーティングにて)。出典: Wikimedia Commons「File:Akiho Yoshizawa (2017, cropped).jpg」 (CC BY 4.0、撮影: 찌노메라)

概要

名前吉沢明歩(よしざわ あきほ)
生年月日1984年3月3日(東京都出身)
身長161cm
デビュー2003年3月/Alice Japan『Angel』、Max-A『18-Teens』
主なメーカーAlice Japan・Max-A(2003〜2006)、MAXING・S1(2006〜2019)
出演本数1,000本超(2018年時点)
受賞ピンク大賞最優秀女優賞(2006)、ピンキーリボン賞最優秀女優賞(2006)、VEGASNIGHT最優秀女優賞(2007)
引退2019年3月(2018年10月1日に発表)
現在小説執筆、メンズクリニック特別相談員、YouTube
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2003年、グラビアを経て2社契約デビュー

入り口はグラビアでした。2002年、講談社の『ヤングマガジン』でグラビアデビュー。2003年2月には写真集『あきほ』(吉田裕之撮影)を刊行しています。

AVデビューは2003年3月で、しかもAlice JapanとMax-Aの2社同時契約です。最初の作品はAlice Japanの『Angel』、翌月の4月にMax-Aの『18-Teens』。以降2006年半ばまで、この2社を1か月おきに往復する形で撮影を続けました。

ピンク映画とテレビ — 一般の仕事も並行

この業界の出演者としては早い段階から、一般の媒体でも名前が出ています。

2005年、テレビ東京のドラマ『嬢王』にレギュラー出演。蒼井そらも同じ作品に出演していました。2009年には続編『嬢王 Virgin』にゲスト出演しています。

ピンク映画でも実績があります。2005年の『快楽の花』は2006年のピンク大賞で年間ベスト作品に選ばれ、吉沢明歩は同式典で最優秀女優賞を受賞。同じ2006年にはピンキーリボン賞の最優秀女優賞も受賞しています。ピンク映画の二大賞を同一年に取ったことになります。

2007年、MAXINGとS1へ

2006年10月16日、新興レーベルMAXINGの『Sell Debut Love Acky』で、同社の最初の作品群のひとつとしてデビュー。

2007年1月にはS1 No.1 Styleへ移籍し、以降この2社を軸に約1か月1本のペースを維持しました。葵つかさや明日花キララが所属したのと同じ、北都グループの中核レーベルです。

2007年の受賞ラッシュがこの時期の重みを物語っています。S1の『ハイパーギリギリモザイク 特別浴場の檜 椿』は2007年AV OPENで1位、VEGASNIGHTで最優秀女優賞、同年のS1作品は2位。2008年には北都主催のMOODYZ年末感謝祭で最優秀女優賞2位。2013年にはアダルト放送大賞で最優秀作品賞を受賞しています。

2008年4月からはテレビ大阪のバラエティ『おねがいマスカット』にレギュラー出演し、2008年から2013年まで恵比寿マスカッツの一期生として活動しました。

2015年、100作記念と、その先

2015年4月16日、MAXINGでの100作目を記念した『吉沢明歩×MAXING100作品記念 新人 吉沢明歩』が発売されました。この時点で同社の最長出演女優です。

2012年には、DMMがAV30周年を記念して行った「歴代AV女優人気投票」で3位に選ばれています。

2018年の時点で出演本数は1,000本超。この規模の本数を、この年数にわたって、というのは波多野結衣と並んでこの業界の歴史の中でも突出した数字です。

2018年10月、引退発表 — 16年の終わり

2018年10月1日、ブログで引退を発表しました。「3月でAVを引退する」という内容です。

最後の作品は、2019年3月7日発売のS1『THE FINAL 吉沢明歩AV引退』(2枚組・4時間収録+引退ドキュメンタリー)と、2019年3月16日発売のMAXING『AV完全引退 〜FINAL SEX〜 吉沢明歩』。ファンとの最後のミートアップは2019年3月31日に開かれ、16年のAVキャリアがここで閉じました。

引退の翌年には、引退を自分で書くという珍しい選択をしています。2020年3月28日、自伝的小説**『単体女優 AVに捧げた16年』**を出版しました。自身の経験を元にした小説で、この業界の16年を自分の言葉で語っています。

引退が意味しなかったこと

ここで誤解を一つ潰しておきます。引退は、既に出ている作品の流通を止めません。 2003年デビューの彼女の作品は、2022年に成立したAV出演被害防止・救済法の解除権の対象期間(公表後1年以内)を、ほぼすべて通過しています。

このキャリアが引退時に16年だったことは、その点で特に意味があります。2022年の法律が生まれる前の世代の引退であり、蒼井そらの2011年の引退と同じく、新作なし・旧作すべて残る、という状態に引退していった最後の世代でもあります。

このキャリアが意味すること

専属のまま16年。 単体契約は期間で切れ、更新されないほうが普通という業界で、吉沢明歩はAlice Japan・Max-AからMAXING・S1へ移籍はしながらも、フリーランスの企画枠に一度も落ちずに走り切りました。

そして、その16年を自分で書いて出版したことが、このキャリアを特別にしています。この業界で長く続いた人はいても、続けたことを自分の言葉で本にした人はほとんどいません。「記録に残るキャリアは例外的なもの」というこのサイトが繰り返してきた留保に対して、本人が自ら記録を残した例です。

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出典: English Wikipedia — Akiho Yoshizawa。キャリアに関する事実のみを扱っています。ファンwikiや自動生成のプロフィールサイトは出典にしていません。

画像: Wikimedia Commons「File:Akiho Yoshizawa (2017, cropped).jpg」(CC BY 4.0、撮影: 찌노메라)。記事カバーと本文に使用しています。

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よくある質問

吉沢明歩のデビューはいつですか?
2003年3月にAlice JapanとMax-Aの2社契約でAVデビューしました。最初の作品はAlice Japanの『Angel』で、翌月の4月にはMax-Aの『18-Teens』をリリースしています。生年月日は1984年3月3日です。
出演本数はどれくらいですか?
2018年の時点で1,000本超(総集編を含む)とされています。2015年にはMAXINGでの100作目を記念した作品『吉沢明歩×MAXING100作品記念』が発売され、同社で最長の出演女優になりました。
どんな賞を受賞していますか?
2006年にピンク大賞で最優秀女優賞、同じく2006年にピンキーリボン賞の最優秀女優賞。2007年にVEGASNIGHTの最優秀女優賞、2013年にアダルト放送大賞の最優秀作品賞などを受賞しています。
引退したのはいつですか?
2018年10月1日にブログで引退を発表し、2019年3月に16年のAVキャリアを終えました。最後の作品は2019年3月7日発売のS1『THE FINAL 吉沢明歩AV引退』と、3月16日発売のMAXING『AV完全引退 〜FINAL SEX〜』です。
引退後は何をしていますか?
2020年3月に自伝的小説『単体女優 AVに捧げた16年』を出版しました。自身の経験を書いた小説で、恋愛小説家を目指すと語っていました。そのほか六本木のメンズクリニックで特別相談員を務め、YouTubeチャンネルも開設しています。

この記事を書いた人

ちょんまげ編集部

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